「今日はなんだかうまくいかない」 「昨日は調子が良かったのに、今日は気分が重い」
そんな日、ありますよね。
同じ自分。 同じ生活。 同じ仕事。
それなのに、日によって感じ方も、心の余裕も、全然違う。
以前の私は、そんな波があるたびに、
- もっと頑張らなきゃ
- 気合いが足りない
- もっと前向きにならないと
そう考えていました。 でも最近、少し違う視点を持つようになりました。
それが、**「在り方(Being)」**です。
今日は、この「在り方」を7日間実践してみて見えてきたことを、できるだけリアルにお伝えします。 うまくいった日だけではありません。 寝不足の日も、忙しくて忘れた日も、夫婦喧嘩した日もあります。 でも、だからこそ見えたことがありました。
読み終える頃には、きっとあなたも、 「完璧じゃなくてもいいんだ」 そう少し肩の力が抜けると思います。
そもそも「在り方(Being)」とは? Doingとの違い
まず「在り方」という言葉、初めて聞く方もいるかもしれません。 わかりやすく言うと、
「何をするか(Doing)」ではなく、「どんな状態でいるか(Being)」
のことです。
私たちが日々直面しているのは、たいていこういう問いかけです。
- 何をすれば成果が出るか
- どう行動すれば人間関係がうまくいくか
- もっと効率よく動くにはどうすればいいか
これが「Doing(行動)」の視点。
でも、その前提として、
- 今、自分はどんな気持ちでいるか
- どんな前提で世界を見ているか
という**「Being(在り方)」**があります。
同じ「メールを返す」という行動でも、
- 焦りながらやる
- 落ち着いた状態でやる
では、文章のトーンも、判断の質も、疲れ方も、全然違う。 行動(Doing)の質は、その前の状態(Being)で決まるんです。
在り方とは、簡単に言えば、「どんな状態でそこにいるか」。 そのことを、今回の7日間で改めて実感しました。
なぜ「同じ自分」なのに、うまくいかない日があるのか?
「出来事」を変えるのではなく「在り方」で反応を変える
私たちはつい、
- 環境が悪い
- 仕事が忙しい
- 人間関係がストレス
だから苦しい、と思います。 もちろん、それもあります。
でも実際には、同じ出来事でも、人によって感じ方は全然違います。 例えば、同じ雨の日でも、
- 「最悪…」と思う人
- 「恵みの雨だな」と感じる人
がいます。 起きている現実は同じです。 違うのは、**”どんな在り方でその現実を見ているか”**なんですね。
完璧でなくていい。「在り方」は思い出すだけで十分
これ、とても大事だと思っています。
在り方は、ずっと維持できなくていいです。 忘れてもいい。 崩れてもいい。
でも、 「あ、今日の在り方はこれだった」 と思い出して戻れたら、それで十分。
今回の7日間で、私は何度も忘れました。 感情的にもなりました。 でも、そのたびに少し戻る。 その繰り返しが、少しずつ自分を整えてくれる感覚がありました。
もし「在り方」を忘れてしまったら? 挫折しないための心構え
在り方の実践で最初につまずくのが、「忘れてしまうこと」です。
これは、意志の弱さでも、やる気がないわけでもありません。 忙しい日常の中で、「在り方に戻る」という新しい習慣を定着させるには、意識的な仕掛けが必要なだけです。
私が試して効果的だったのは、日常のルーティンにトリガーを紐づけること。
- 朝、コーヒーを淹れるとき
- トイレに立ったとき
- PCの電源を入れるとき
- 信号待ちのとき
- 会議が始まる直前
こうした「毎日必ず起きること」に「在り方を思い出す」をくっつけると、意識しなくても自然に戻れるようになります。
スマホの待ち受け画像を今日の在り方にする、手帳の端に書いておく、アラームのラベルにする、といった方法もおすすめです。
忘れることは失敗ではありません。思い出して戻ること、それ自体が実践です。
【実践記】うまくいかない日もすべて意味がある。7日間の記録
Day19|「清々しさ」の前に、土台(体調)を見直す
前日の夜ふかしで、朝から頭がぼんやり。 この日の在り方は「清々しさ」でした。 でも正直、全然清々しくない。
在り方に戻ろうとしても、「今日は無理だな…」そんな感じでした。
でも、その中で気づきました。 良い在り方は、良い生活習慣に支えられている。
睡眠って大事ですね。 精神論だけでは整わない。 まずは土台。 それを実感した1日でした。
Day20|変化がなくても「戻れた」という事実が自信になる
この日は、とにかく何度も「大丈夫」に戻ることを意識しました。
ご飯の前。掃除の前。洗濯の前。外出の前。 何かを始めるたびに、「大丈夫」と自分に戻る。
正直、大きな変化はありませんでした。 でも、あとで振り返ると、「今日は何度も戻れたな」という感覚が残っていました。 それだけで、十分でした。
Day21|感情があってもいい。「なぜか上手くいく」の不思議な力
前日の夜、妻と些細なことで喧嘩。 喧嘩中に在り方へ戻れるほど、人間できていません。 「 大丈夫(前日の在り方)、大丈夫 」と思いながら、仲直りしないまま就寝。
そして翌朝。 この日の在り方は、「なぜか上手くいく」。 正直、かなり気まずい。 でも、とりあえず謝りに行きました。(我が家では、原因はともかく私が謝らないと収まりません…)
すると不思議なことに、妻の機嫌が、思ったより悪くなかった。
「え、なんで?」と思いました。 朝ごはん中はまだ微妙な空気でしたが、会社から帰宅した頃には、ほとんど元通り。
これには、たぶん理由があります。 「なぜか上手くいく」という在り方でいると、自分の心が少し落ち着く。 心が落ち着くと、言葉のトーンや表情が変わる。 相手への接し方が、ほんの少し柔らかくなる。 その結果として、場の雰囲気が変わっていく。
単なるラッキーではなく、自分の状態が整うと、判断も行動も少しずつ変わる。 そういう連鎖が、「なぜか上手くいく」という現実をつくっているのかもしれません。
Day22|忙しさは「無意識」を強くする。気づくことの価値
忙しい1日でした。 この日の在り方「軽やかさ」を思い出せたのは、たぶん3回くらい。 気づけば、いつもの反応。いつもの焦り。いつもの流れ。
でも、だからこそ気づきました。 忙しいほど、人は無意識になる。 逆に言えば、「気づけた」それだけでも価値があると思っています。
あなたは忙しいとき、どうやって自分を取り戻していますか?
Day23|雨の日は「豊かさ」を選ぶ。出来事の意味づけを変える
この日は雨。普通なら、少し憂鬱になります。 でも、この日の在り方は「豊かさ」。
通勤中、ひすいこたろうさんのオーディオブックを聴いていました。 そこで「雨は農家の人にとって恵み」という話が出てきたんです。 その瞬間、改めて「あぁ、雨って豊かなんだ」と感じました。
在り方を意識すると、その在り方で世界が見える。 そして、いつもは聞き流したかもしれない、ふと耳にした単語に反応できる。そんなことを思いました。
Day24|環境を少し変えて「ごきげん」を先取りする
この日は「ごきげん」。そこで朝、
- いつも着ない服
- いつもは時間が無くて入れないコーヒー
を選びました。すると、少し気分が変わりました。
私たちは「気分が良くなったら行動しよう」と思いがちです。 でも逆で、行動で状態をつくることもできる。 「ごきげん」は待つものじゃなく、つくるものなのかもしれません。
Day25|「なぜか上手くいく」が定時帰りを引き寄せた?
最近ずっと残業続き。 でもこの日は、どうしても定時で帰りたかった。 そこで選んだ在り方は、「なぜか上手くいく」でした。
すると不思議なことに、いつも通り仕事していただけなのに、定時で帰れました。 本当に特別なことはしていません。
でも、「今日はなぜか上手くいく」そう思っていたことで、 焦りが減り、判断が整い、動き方が自然と変わっていたのかもしれません。
在り方を味方につける3つのカテゴリ分類
① 基本系:心の安定・安心をつくる
- 清々しさ
- 大丈夫
- ごきげん
日々の土台を整える在り方です。
② 前向き系:解釈を変える
- なぜか上手くいく
- 豊かさ
出来事の意味づけを変える在り方です。
③ 内面系:状態に気づく
- 軽やかさ
「今の自分」に気づく在り方です。
今日から「自分を整える」ための3つのステップ
ステップ1:朝、ひとつだけ「今日の在り方」を選ぶ
おすすめは、1つだけに絞ること。例えば、
- 大丈夫
- 感謝
- ごきげん
など。
ステップ2:忘れてもいい。「戻る回数」を増やす
人は忘れます。だから、日常のトリガーと組み合わせましょう。
- PCの電源を入れたとき
- 信号待ちのとき
- トイレに立ったとき
- 会議が始まる前の30秒
「戻る仕掛け」を、自分の1日のどこかに埋め込んでおくのがおすすめです。スマホの待ち受けや手帳のメモも効果的です。
ステップ3:夜、うまくいかない日も含めて振り返る
ここが一番大事かもしれません。 うまくいかなかった日も、
- 気づけた
- 戻れた
- 少し意識できた
なら、それで十分です。
まとめ|成功のためだけじゃない。「整う」ための在り方
今回の7日間で感じたこと。 それは、
在り方は「成功するため」だけにあるのではない
ということです。 むしろ、自分を整えるためにある。
うまくいかない日もある。 感情的になる日もある。 忘れる日もある。
でも、また戻ればいい。
人生の質は、 「完璧にできること」ではなく、 「自分を整え直せること」 で決まるのかもしれません。
一緒に実践しませんか?
私はXで毎日、
- 朝に「今日の在り方」を決め
- 夜にその振り返りを投稿しています
どれも小さな実践です。 でも、その積み重ねが、少しずつ人生を整えてくれています。
また、noteで在り方の実践のコミュニティ(メンバーシップ)も作っています。もしよければ、あなたも一緒にやってみませんか? あなたの「今日の在り方」も、ぜひXで教えてください。


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